柳井縞とは…
柳井市制50周年の記念イベント「スローライフ月間in柳井」の中で柳井縞の会は「全国縞めぐり」を
開催しました。20種類の柳井縞に名前を付けて貰う“名付け親募集”で決まった縞柄をご紹介します。
「柳井縞(やないじま)」は、素朴な木綿織物として、古くから親しまれてきた伝統織物です。
柳井が商都として栄えていた江戸時代、柳井縞は綿替(木綿商人が職人に原料を渡し、織る手
間賃を払って製品を引き取る方法)として発達しました。 これが柳井木綿として全国に名を
馳せたのは、江戸中期の頃からです。岩国藩が宝暦十年(1760年)から始めた織物の検印
制度によって、高い品質が保証されていたからだと言われています。 しかし、近隣諸国の織
物業衰微という時代の流れは柳井縞も例外としてはくれず、明治の後半から急激に衰退して、
大正初期以降は幻の織物となってしまいました。
近年、伝統の芸を復活させようという声を受けて再現した「新生柳井縞」は手織りの風合いを
大切にしながら新しさを加えて創作した木綿です。その素朴な手織りの感触は「柳井縞」なら
ではです。
〒742-0021
山口県柳井市土手町3-17
スタジオ空内
TEL/FAX 0820(23)5506
明治時代のものと思われる縞見本帳(寄贈)
〈縞柄の紹介〉
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柳の雨
お笑い劇場
やすらぎ
ト ラ
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しだれざくら
べに柳
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柳の波
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紅 葉
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五月雨
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あずきクーヘン
竹の里
しょうゆ縞
柳井縞の会事務局
開館時間:午前9時〜午後5時まで(火曜日休館)
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〒742-0021
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